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(無題)

 投稿者:豊受  投稿日:2005年 6月23日(木)17時54分13秒
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  飛鳥には亀石にまつわる、こんな伝説が残っているんだ。

 むかしむかし、大和盆地が大きな湖だったころ、湖にはたくさんの亀が
 住んでいました。亀たちは「自分たちこそ、大和の主だ」と思っていま
 したが、そんなふうに思っていたのは亀たちだけではありません。当麻
 の地に住む蛇たち、川原の地に住む鯰(なまず)たちも「自分たちが大
 和の主だ」と主張してゆずりません。あるとき、湖の支配権をめぐって、
 蛇一族と鯰一族が大きないくさを始めました。そのいくさに勝ったのは
 蛇一族でした。蛇一族は湖の水をすべて当麻のほうに引くようにしたの
 で、湖は干上がってしまいました。干上がった湖の底で発見されたのは
 水がないと生きていけない亀たちのたくさんの死骸でした……。

 なんとも哀れな亀の物語だけど、そんな亀の霊を供養するために造られ
 たのが、亀石ともいわれているんだ。

 伝説には、いまは南西を向いている亀石が西を向くとき、大和盆地は再
 び湖にもどるだろう……という続きもある。西というのは亀にとって恨
 みを持つ当麻の方角なんだね。くわばらくわばら。

 けど、この亀石って、実際には何のために造られたのかよくわかってい
 ないんだ。水不足に悩む飛鳥の朝廷が水神をまつった祭壇という説には
 じまり、川原寺の四至(しいし/所領の四方の境界)説、結界を示す石
 説……と、とってもミステリアス。そこが亀石の人気の秘密でもあるんだ。

http://www.

 
 
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