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今も生きている中学生日記

 投稿者:群像日記  投稿日:2013年 2月21日(木)14時13分48秒
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   初めまして、群像日記と言います。こういうと年齢が判ってしまいますね(^^;)。そうです、私は中学から高校にかけて(時にそれ以降も)「中学生群像」~「中学生日記」を視聴していた者です。
 初めは中学生のとき「中学生群像」という番組名に惹かれて-何か大人びた感じがして-見たのですが、その高いリアリティーに魅せられ(現在の中学生のことを本当に知っているのはこの番組のスタッフではないかと思ったものです)、その後しばしば見るようになりました。

 高校生になっても見続け、兄に「高校生になっても見るのか」とからかわれましたが、それでも見ました。それだけの価値のある番組だったと思います。
 残念ながら「中学生日記」は終了して仕舞いましたが私の心の中には生きています、そういう人は多いと思います。
 ここで管理人さんが、このようなサイトを立ち上げて下さっているので、その好意に甘える形ですが、私の記憶に残っている作品のうち二つほど紹介して「中学生日記」を偲ぶ縁としたいと思います、このまま終わってしまうのは惜しいので。長くなると思いますが。
 但し、ここに記述する内容は何分昔のことですので記憶違いもあると思いますが、御容赦いただきたく思います。特にタイトルは私が記憶しているあらすじに基づいて仮につけたもので、正しいものではありません。

作品1
放送時期:中学生群像
タイトル:尊敬すべき父
主役:生徒A(男子)

あらすじ:生徒Aの父親は小さな工場を経営しています。経営は必ずしも楽ではないようですが問題があれば解決し工場を切り盛りしています。その姿を傍で見ている生徒Aは、父を心ひそかに尊敬するようになり『尊敬すべき父』という作文を書きます。それを知った父親は「もっと偉い学者先生を尊敬するものだ」と言いながら満更でもないようです。
 ところが、その父親の経営している工場が水質汚濁を引き起こし新聞で報道されます。更に学校新聞にも取り上げられ追求されます。尊敬している父親の工場の問題であるため生徒Aは新聞部の部長にこの問題を取り下げるように持ちかけます(この部長を演じていたのが三ツ矢雄二さんです)。しかし新聞部の部長だけにさすがに弁が立ち彼は簡単に言い負かされ追い返されてしまいます。
 更に新聞部の追求は更に激しくなり、いたたまれなくなった彼は家出をしてしまいます。事情を知った父親は怒って学校に行き新聞部に怒鳴り込みます。そこで父親が何を語ったかは良く覚えてはいません。水質汚濁の状況そして対策そして息子が家出をしてしまったことへの怒りではなかったかと思います。いずれにせよ父親の立場にも配慮若しくは同情しているドラマ作りでした。

 これには驚きました。既に環境問題は(当時は公害問題といっていました)大きな社会問題であり、汚染源は絶対悪、これをを弁護するなど今の言葉を使えばあってはならないという状況でした。ところが、このドラマは、世の中そんなに単純な正義感で割り切れるものでは無いのだという苦いしかし良い意味での大人のメッセージを伝えていたと思います。中学生向けの番組で良くこれだけの作品が作れたと今でも感心しています。

作品2
放送時期:中学生日記(管理人さんが出演されていた頃かと思います)
タイトル:父の単身赴任
主役:生徒B(男子;管理人さんのアルバムを拝見すると中学生日記のチーフディレクタを勤められた三浦三生氏の著作『NHK 中学生日記ドキュメント 中学生たちはいま、』掲載の写真が採録されていますが、私も同じ本を持っています。その「第1章 今、中学生たちのまわりは・・・・・・」の扉(9頁)に写真があります。中央に白い上っ張りを着た風間先生。周りに十数名の男女の生徒。その中でやや左、机の上に乗っているのでしょうか、一番高いところに顔を見せている男子生徒がいます。その生徒です。小柄でおとなしい感じの生徒でした)

あらすじ:生徒Bは両親と三人暮らし。父親は名古屋の会社に勤めています。その父に異動の話が来ます(日本海側の支社だったと思います)。一時は家族帯同しての異動も考えますが子供(生徒B)の受験のことも考え結局は単身赴任にします。
 ところが単身赴任して間もなく父が倒れてしまいます。取るも物もとりあえず母親が現地に急行します。一人残された生徒B(この寂寥感の描写が巧みだったと思います)。そして夕暮れ時、風間先生が顔を見せ「飯でも食いに行こう」と誘います。食堂に入りラーメンを食べる風間先生と生徒B。

 二人が何を話したかは覚えていません。というより音声はカットされていたと思います。しかし風間先生の暖かな人柄が伝わってくる秀逸な作品でした。こんな先生が本当にいれば良いなと思ったものです。

 本当に長くなって済みません。中学生日記が国際エミー賞を受賞したということですが嬉しく思います。関係者の皆様、おめでとう御座います。では、この辺で筆を置きます。
 
 
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